強く心配しているとき、さまざまな身体症状があらわれます。
これらを、自分の意志で押さえこむことはできません。
しかし、腹式呼吸をつかえば、不快な身体症状をおさえることも可能です。
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腹式呼吸は、心理療法でも使われる非常に有効な方法です。呼吸法を大切にするヨガや瞑想も、世界中に広がっています。
横隔膜を使う腹式呼吸は、副交感神経が刺激されリラックスでき、情緒が安定します。呼吸・心拍・発汗なども安定し、ストレスの軽減にもつながります。
腹式呼吸のやり方を、簡単に説明します。(※簡単に説明する理由…決まり事が多いと、意識してしまい体に力が入ってしまうからです。気楽にやってください)
1.目を閉じて、体をリラックスしてください
2.呼吸は、口から吐いて、鼻から吸います(両方とも鼻でもOK)
3.下腹部をを凹ますように意識しながら、10秒ほどかけて息を全部吐き切ってください
4.下腹部を膨らます感じで、鼻からゆっくり吸い込みます
腹式呼吸の感覚がつかめないという女性も多いものです。そんな方は、下記の方法を試してください。
①腹式呼吸にして、目を閉じる
②出入りする空気を意識する
時間は自由。1分でも、30分でもOKです。
休憩中、電車の中など、いつでもどこでも実践可能。あっという間に心が落ち着く瞑想法です。ぜひ!
呼吸法を身につければ、心拍・発汗・緊張・焦りなどを、自分のチカラでうまく調節できます。
時間に余裕のある方は、ヨガや瞑想を習うのも良いでしょう。数回通うだけで、さまざまなリラクゼーション法を身につけることができます。
腹式呼吸は、心配性や不安障害の人にとって魔法のような効果があります。絶対に身につけておくべきです。
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