ひどい心配性や不安障害は、その家族も巻き込んでしまいます。
そんな時に…
「いつまで手を洗ってるの!」
「何度 鍵を確認したら気が済むの」
などと、とがめても、本人に反発されてしまうだけです。
家族は、どのように対応したらよいのでしょうか?
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「旦那はパニック障害に違いない」
「息子は明らかに強迫性障害だ!」
このような場合は、すみやかに専門機関に受診させましょう。
精神科、神経科、心療内科、メンタルクリニックなどの病院で受診できます。
その場合、できるだけ家族も一緒に受診してください。
心配性の克服にとって、家族の理解と協力はとても大切。
家族でチカラを合ることが、改善への近道です。
人によっては…
「徹底的に手洗いするのを、やめたくない」
「自分を病気と認めたくない」
などの理由で、受診を嫌がるケースもあります。
●そんな場合は…
「その苦しみから逃れられるから…」
「もっと楽に生活できるから…」
「…だから、相談してみよう」
と、明るい未来を想像させ、気長に優しく誘ってみてください。
●それでも嫌がる場合は…
家族だけで受診・相談してください。
本人がいなくても、受診・相談することは可能です。
そして、お医者さんの指示に従ってください。
不安障害の人は、他人に知られたくないために、孤独になりがちです。
しかし、一人で閉じこもってしまうと、視野が狭くなりネガティブな気持ちになってしまう。
すると、治療に対しても尻込みするようになります。
「周囲の人に理解してもらうこと」は、治療にとても効果的です。
家族はもちろん、会社の上司に相談するとか、インターネットで同じ悩みを持つ人と情報交換するなど、孤独から抜け出すことも改善への近道です。
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