心を安定させるには、意識して生活に運動を取り入れることが必須。
運動が心に与える「偉大な効果」を見ていきましょう。
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ウォーキングをすると…
15分ほどで爽快ホルモンの「βエンドルフィン」
20分ほどでやる気ホルモンの「ドーパミン」
40分ほどでリラックスホルモンの「セロトニン」
が分泌され、50分程度のウォーキングで情緒を安定させることができるそうです。
もう少しわかりやすく、「世界の偉い先生方」に語ってもらいましょう。
ひと汗かくことは、適量のプロザックやリタリン(代表的な抗うつ剤)を服用するようなもので、心身を正常な状態にしてくれるのです。
(ハーバード大学精神科教授ジョン・レイティー)
ときにはホルモンバランス(ドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニンなど)が崩れてしまうことがあります。しかし私たちは自分の意思でホルモンをコントロールすることはできません。できることといえば、とにかく身体を動かすことです。
(茂木健一郎)
「運動しない」ことは「憂鬱になる薬を服用しているのと同じようなもの」なのです。
(デューク大学医学部マイケル・バビャク)
抑うつのさまざまな治療方法の中で、最も効果が高かったのは運動療法だった。
(オレゴン大学キャラ・ルイス)
運動で汗を流すことは、「副作用のない精神安定剤」を服用するのと同じです。
また、不安なことを考えないコツも、「筋肉を動かすこと」です。
体の疲れは、睡眠を促進します。
反対に、頭の疲れは、睡眠を阻害します。
生活が便利になり、現代人は「体よりも頭のほうが疲れている状態」。
そんな時、いくら横になって休息しても、頭の疲れは回復しません。
そんな頭の疲れをリフレッシュする一番の方法も、「運動」です。
つまり、頭の休息に必要なのは、睡眠よりも運動。
睡眠の質は、心に大きな影響を与えます。
運動で頭の疲れを取り、良い睡眠を獲得しましょう。
不安を膨らませたいなら、じっと座ってその心配事を考えて続けることです。
逆に、心配をやめるには、「筋肉を動かす」ことが一番の薬です。
運動には、精神安定・睡眠の促進など、波及効果が大きい。
「身体は弱いのに、心だけが強い」ということはあまりありません。
毎日の生活に、意識して運動を取り入れていきましょう。
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